稽古場レポートその4「俳優紹介」

稽古場レポートその4『俳優紹介』

稽古も残すところあと数日!
今回の稽古場レポートは、俳優インタビュー!
稽古を重ねるにつれて見えてきた、福原脚本の奥深さ。木野花演出の壮絶さ。
稽古を重ねた今だから聞ける俳優さん達の心境を、直撃しました!


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—高田聖子さん—

—稽古も進んできましたが、今回の月影はどうですか?
前回に比べ、稽古の進みが速いですね。
今回の脚本は、セリフの中にその人のいろんな深層心理や言いたいことが見事に全部入っているんです。稽古が進むにつれ最初に脚本を読んで感じた事から、どんどん変わって行ってます。

—具体的にはどう変わっていきましたか?
最初に脚本を読んだ段階では掴めない部分が多かったんです。その人の人生や、行きたい方向、置かれている状況、そういうことがよくわからないまま読み進めちゃったんですね。でも稽古してみると、その読み損じてた部分がしっかり書いてあるので、自分がただ読み込めてなかったんだって。

—なるほど。確かに噛み応えのある脚本ですもんね。
『つんざき行路、されるがまま』っていう題名の「つんざき」ってなんだろうって考えたんですけど、劇中の旅自体が、つんざくような道なんじゃないかなって思って。日出男(粟根まことさん)をとりまくいろんな方向の「つんざき」なのかなって。

—つんざかれると、耳を塞ぎたくなりますもんね。
でも、塞がずにそこに立つっていうことの意味が今回重要だなと。だから我々は、もっとつんざかなければいけないんだって思う。でも今は稽古段階だし、ぐしゃぐしゃになってもいいんだとは思ってます(笑)

—聖子さんの思う今回の作品の見所はなんでしょうか。
とにかくお客さんが一回観ておもしろいものにしたい。一回観ただけではわからないと言われると福原さんに申し訳ない、おもしろい作品だと思いますので。

—今回の共演者の方々はいかがですか。
いいですね。私が出てほしい!と思ってお呼びしているのだから当たり前なんだけど、(笑)独特のセクシーさとおもしろさなんです。そこは自信をもって、お勧めしたいです。

—同じ劇団☆新感線のメンバーである、粟根さんはいかがですか?
粟根さんが恋愛をしているお芝居というのが珍しいんです。恋愛ものがお好きではないと聞いていたのですが、それは大変だと思うけど、観ていて新鮮ですよ(笑)

—では、稽古もラストスパートなので、ひとこと。
「もっと知りたい」と思ってもう一度観たくなる、そういう底知れぬ面白さをはらんだお芝居にしたいです。



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—粟根まことさん—

—稽古進んできましたが、どうですか?
大変ですね。大変ですよ(笑)みんな大変だと思いますけど。

—台本を初めて読んだときの印象や予想と、今の作品は違いますか?
ずいぶん違います。この脚本でいろんな解釈ができるんだなと思ってます。また、そういう多様な解釈を許す、というか、できる福原脚本はすごいなと。そしてそれに食らいつく、木野花さんの演出がすごい。

—木野さんの演出はどうですか?
噂通りですね。優しいし、厳しい。まぁ、僕に対してはほぼ厳しいですけど(笑)肉体的にも、精神的にも削り取られながら稽古をしています。昨日は稽古を夢に見ました(笑)

—削られていますね(笑)では、今回の粟根さんの役の見所は?
周囲の人間にどんどん動かされていく役なので、僕というより、周りを見ていただければと思います。どれだけ「されるがまま」になるかが、今回の目標なのかなと思います。

—今回のお芝居の見所は?
全部なんですけどね。個人的には、竹井さんが魅力的ですね、とても。いろいろやれるし、すぐ対応できるし、演出の要望を具体化する能力が高いので、見ていてすごく楽しい。僕、結構出番が多いので、見ている時間が少なくて見所がよくわからない(笑)

—本番に向けての意気込みをお願いします!
体調管理をしっかりします(笑)全力でできる様な状態に、体も心も持っていけたらと思います。とくかく全ステージ全力でできることが目標です。

—最後に、これを見てるお客様に一言!
スズナリらしいお芝居になっていると思います。色々な意味を含めて。それを楽しんでいただければと思います。



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—竹井亮介さん—

—稽古が進んできましたが、いかがですか?
本読みから落ち着いた感じでスタートしましたけど、稽古の中盤を越えるぐらいになってきて、皆のテンションも上がって、僕も上がって、だんだん過酷になってきましたね、体力的に。朝起きたら体が「あれ?なんだこの痛みは。」みたいなことがあります(笑)

—始める前の印象と違ったことはありますか?
木野さんの印象ですね。一緒にお仕事させていただくのが今回初めてなんですけど、怖いのかなって思っていたんですが、違いました。ホッともしましたし。いい意味ですごく驚きました。

—その木野さんの演出については?
やりやすいですね。俳優の立場に立って考えてくださるので。こういうのはどうだろう?という形で提案してくださって、ありがたいです。

—今回の役で難しいところはありますか?
登場する度に、役の人物がいろいろ変化するんです。それが普通だし、それをやるのが俳優の仕事なんですけど、やっぱり大変だなと今回は特に思いますね。色々宿題はあるんですけど、これから一つでも多く解決して本番を迎えられたらと思います。

—共演者についてはいかがですか。
がっつりした絡みはないんですけど、田村君が、独特な感じがあって面白いですね。いわゆるセオリーっていうものがあるならば、セオリーと違うものをどんどん発信できるのがすごいなと思う。全然年下なんだけど、意外と尊敬しています(笑)

—今回の作品の見所は?
粟根さんですね。木野さんの演出も、だんだん繊細に繊細になってきてるじゃないですか。そういうのを見てると、大変なものを背負ったなこの人は、と思います。

—最後に一言!
僕もともと汗っかきなんですけど、今まで以上に汗をかいてるかもしれませんね。11月のスズナリの芝居ですけど。終わりの方の何ステージかは臭うぐらいかもしれません(笑)汗だくでやるんで、ぜひ、観に来て下さい!



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—植田裕一さん—

—どうですか、稽古が進んでみて。
順調なのかなと思ってます。大きなトラブルもないし。

—前回と比べて変わっていると思うところはどこですか?
木野さんは変わらないなと思います。元気だし、テンションも変わらないし。僕に関しては、前回よりも木野さんに突っ込まれてるかなと思っています(笑)。前回は初めてだったし、「木野さんはかなり厳しい」という噂を聞いて構えていたから。記憶は薄れていますけど。とにかく必死だったから(笑)

—福原さんの脚本に関してはどうですか?
前回の『くじけまみれ』がいい作品だったとひとりで勝手に思っているので(笑)、僕だったら「また同じものをやりたい」みたいに考えてしまう。だけどそれが脚本の打ち合わせ段階で「今回は、前回とは違う感じに」って話し合ったって聞いてます。福原君もそうだけど、月影番外地の方々、木野さん、聖子さんは大人だなぁっていう風に思いました。

—本番に向けて「こうしていこう!」のような狙いはありますか?
いい作品になるのはもう見えているので(笑)、それにちょっとでも貢献したいということしかないです。自分が全体を作るうちの10パーぐらいになっているんだとしたら、その割合を少しでも上げたいって思う。やりがいのある役はいただいているので、それを全力でやって、全力でふざけて、全力で喜んでもらうっていうだけですね。

—この芝居の見所はどこだと思いますか?
この前の稽古で、大きく作り直そうって変えたじゃないですか。その変わったところを観ていただけたら(笑)。どういう変遷を経て作品ができたのかを想像してもらいながら、面白くなった本番を観てください。共演者の方々も変更後に稽古を重ねるにつれ、血が沸いてきたように見えるので。

—共演者の方々はどうですか?
やりやすいですね(笑)。月影の稽古場にはちょっと早めに行きたくなる。すべてに、ノーストレスですね。いやぁ、会社で働くことに置き換えて考えたら、行きたくなる会社ってなかなかないと思うから、それはありがたいと思いますよ。居やすいですね。

—じゃあ、心置きなく最後まで駆け抜けられますね。
そうですね。いいものにします。



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—田村健太郎さん—

—稽古が進んでの感想をどうぞ。
ものすごい進むなぁと思って、なんとか食らいついていこうとやっていったら、もう稽古も終盤ですね。あれよあれよという間に日が経ってしまいました。一日の稽が古終わったら、明日の稽古のことを考えるのでいっぱいいっぱいだったのですが、もう本番も近いので本番のことも考えています。一日が濃いんですよ。

—木野さんの演出を受けてみてどうですか?
熱量があるし、先頭で旗を持って振ってくださっているので、なんとかその旗を見失わないようにと思っています。稽古終わって、家に帰ったら満腹です。気づいたら色々なものを体に入れてるっていう感覚。今は追われてる感じだけど、本番開けたら楽しいと思えるように頑張ります。

—福原作品に初挑戦してみてどうですか。
ストレートに言セリフもあるんですけど、セリフを決めつけるともったない。もちろん最終的に判断はしてゆくんですけど、最後まで考え抜いて言いたいです。いろいろな見方ができる脚本じゃないかと思っているので。

—共演者の方々についてはいかがですか。
圧倒的に粟根さんとのシーンが多いんですよね。粟根さんは何か一つやるだけでも、人柄がにじみ出てくるので、一緒にやらせていただいて毎日発見があります。

—今回の芝居の見所はどこですか。
粟根さんのどんどん追い込まれて行く様と、それでも立ち上がろうとするひたむきさ。

—ありがとうございます。では、最後に。
劇場に来たお客さんを、違う世界に連れていけたらいいなと思います。あと、怪我をしないように。それに季節の変わり目だから、体調管理をしっかりします。そうやって本番にのぞみたいです。

稽古場レポートその3 「これは究極の愛なのよ!」

つんざき
稽古場レポートその3 「これは究極の愛なのよ!」

「つんざき行路、されるがまま」演出助手の山本タカが稽古場レポートの第3弾をお送りいたします。

 稽古10日目、『つんざき行路、されるがまま』その全貌が姿を現しつつあります!

 次第に熱を帯びる稽古場。俳優さん達は日々自分の役への理解を深め、台詞の一つ一つが説得力を増してきています。初めまして、で探り探りだった相手役とも呼吸が合ってきて、舞台上でも互いを信頼しながら刺激し合い、非常に楽しそう。座組に脂がのってきた証拠です!

 稽古は、大まかにシーンの流れを追う段階から、細かな脚本解釈・役作り・設定を深めていく段階へと移っています。木野さんの演出も日を追って激しさを増し、脚本解釈を進めラストシーンまでたどり着いたときに「これは究極の愛なのよ!?」という言葉が発せられました。

 これはいったどういうことなのか!?

 今回は、そんな炎の演出家・木野花さんと福原充則さんの脚本についての稽古場レポートです!

 『つんざき~』は突如失踪した妻(高田聖子さん)を夫が(粟根まことさん)探しに行く物語。
 何故、妻が失踪したのか、妻はどこへ行ったのか。
 妻を捜しながらながら夫のわかったことはただ一つ、『妻は口笛だったのだ!』


 発端は、福原さんとの最初の打ち合わせ。
 「人間が人間じゃないものと結婚する話はどうだろう、鶴の恩返しみたいな。」と木野さんが提案し、それに福原さんが「それ、僕もやりたいと思ってました!」
と応えたいう運命の巡り合わせのような偶然を経て出来上がった今作。
そして蓋を空けてみたら、結婚相手はなんと口笛だという!

 さすが福原充則と言わざるを得ない、思わず手を打ち舌を巻く設定。
 個性豊かなキャラクターの数々、我々を果てしなく遠い場所まで連れて行ってくれる世界観は健在です。しかし、今回は激しくも切ない、大人の恋愛が描かれているのが大きな特徴。さて木野さんの言う「究極の愛」とは!?


 そんな福原さんのセリフを、ト書きを、木野さんは、非常に大切に、丁寧に繰り返し掘り起こしながら、演出をしていきます。
 「基本的には、脚本を一字一句変えずに俳優に言ってほしい」というのが木野さんの信念。作家への信頼と尊敬が伺えます。一見荒唐無稽に見えるセリフでも、その一言一言から脚本を読み解き、深く作品を理解して共有する。木野さんの発する言葉で、稽古場は毎日発見の連続です!

 稽古場は、さながら木野さん監督の全員野球。俳優を巻き込み、コミュニケーションをとりながらシーンを作ります。


 木野「今、どういう気持ちだった?」
 俳優「これこれこういう気持ちです」
 木野「なるほど。それはなんで?」
 俳優「こういう経緯があったから、こういう気持ちで。」
 木野「なるほどね。……それだったらもっと重大だよね?」
 俳優「そうですね。」
 木野「じゃあもっと大切にその言葉、投げかけてみようよ。」


 俳優を強く率いながらも置き去りにしないので、全員が前のめりに作品作りに挑みます。
 稽古場が常に明るく、前向きであるのも、木野さんの竹を割った様な性格(演出助手の私見です!)が原動力ではないのかと思っております!

 歯ごたえたっぷりの福原さんの台本と格闘しながら、作品はどんどん濃くなって行くことでしょう!!
芝居も座組も脂がのってきた『つんざき行路、されるがまま』!!


 次回は、俳優レポート!「素敵な五人組!」をお送りする予定です。


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稽古場レポート2

つんざき

『つんざき行路、されるがまま』稽古場レポートその2

月影番外地『つんざき行路、されるがまま』無事に稽古開始して、早10日ほどたちました!

粟根まことさん、竹井亮介さん、植田裕一さん、田村健太郎さん、そして紅一点、我らが高田聖子さん、というもう絶対ここでしか見られない素敵すぎる出演者陣に、福原充則さんの新作台本、木野花さんの演出。
毎日とても刺激的な稽古場です!

すでに台本は一通り最後まで立ち稽古をして、今は二週目。

最初はまだ、出ハケ(登退場)や小道具の確認など、大きく台本をあたっていたのですが、二週目ともなると、皆で、ここはこうだ、そこはこうじゃないか、と議論が飛び交っています。


写真 (3)


今日は、もうすぐ最後のシーン!というところで、この物語の根底ともなる台詞の解釈について、木野さんと粟根さんを中心にいろいろな側面が見えてきて、、1時間は話し込んでしまったかもしれません。
すごいエネルギーが飛び交っていました。


粟根さん


これはそんなシーンの1場面。
今回の役柄に合わせて、ばっさりと髪も切った粟根さん。

前回に続き、福原さんの脚本を月影番外地でやるのは2回目ですが、
果てしなく可能性の広がる物語で、
稽古でどんどん進化していく、この様子をこちらのブログで随時お伝えしていければ!と思います!


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ぜひお楽しみにいただけましたら幸いです!

●プロフィール●

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脚本=福原充則(ふくはら みつのり)

自身のユニット、ピチチ5(クインテット)「ニッポンの河川」「ベッド&メイキングス」で作演出をつとめ、舞台のみならず映画、ドラマで幅広く活動中。
09年宮﨑あおい主演の『その夜明け、嘘。』の脚本演出で注目を浴び、作品は岸田戯曲書最終候補になる。
その後も「猫のホテル」『イメチェン〜服従するは我にあり〜』の脚色演出、『美男(イケメン)ですね』の作演出、「劇団500歳の会」『いつか見た男達〜ジェネシス〜』の演出など他のユニットやプロデュース公演での活動も精力的である。
その世界は日常的な光景と文学的なセリフの積み重ねが、飛躍を重ねて宇宙規模にまでの爆発力を持つと言われているが、 “悲しくも愛すべき人間たちのつぶやき”を描いた世界は鋭く暖かい。現在演劇界で注目度No.1の作家で演出家である。
近年は連続ドラマ『ティーンコート』、『おふこうさん』、映画『琉神マブヤー THE MOVIE 七つのマブイ』の脚本執筆など、映像界への進出も急加速。映画初監督作品『キング・オブ・心中(仮)』の公開が待たれる。




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演出=木野 花(きの はな)

70年代に女性だけの劇団「青い鳥」を結成し,劇団退団後も演出家として日本の80年代小劇場ブームを牽引し、現在活躍中の多くの俳優たちを育てた。
また女優としての活動も旺盛で、舞台『月にぬれた手』、『祈りと怪物〜ウィルヴィルの三姉妹〜』、『イーハトーボの劇列車』『夜中に犬に怒った奇妙な事件』、映画『ヒミズ』、『すーちゃん まいちゃん さわこさん』、『そして父になる』、『さよなら渓谷』、テレビドラマ『あまちゃん』などに出演。
またここ数年は杉並区の劇場「座・高円寺」の演劇養成所、劇場創造アカデミーにて俳優養成の講師を務めている。
ダイナミックで繊細、またスピード感にあふれる演出で常に多くの俳優たちの尊敬と信頼を集めている。
『月影番外地』は「その1」から今回の「その4」まで企画から参加、演出をつとめ、本ユニットのブレーン的存在でもある。




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高田聖子(たかだ しょうこ)

1987年『阿修羅城の瞳』より劇団☆新感線に参加。以後劇団の看板女優として活躍。明るくダイナミックで華やかな存在は魅力に溢れ、演出家、劇作家からの信頼も厚い。
劇団公演だけでなく、外部出演の申込は多数。最近の出演作品に『オセロ』(‘13)、『THE ALLCARD SHOW』(‘13)、モダンスイマーズ『死ンデ、イル。』(‘13)などがある。




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粟根まこと(あわね まこと)

1985年『ヒデマロ2』より劇団☆新感線の公演に参加。以降、ほとんどの作品に出演し、劇団の中枢をになう存在である。
リズミカルで軽妙な動きと独特な声を武器に、コメディーからミュージカルまで幅広い役柄を柔軟に演じ、外部の劇団、プロデュース公演にも多数出演している。最近の出演作品に『真田十勇士』(’13)、『ショーシャンクの空に』(’13)などがある。




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竹井亮介(たけい りょうすけ)

早稲田大学の劇団「木霊」出身。1999年、嶋村太一、野間口徹とともにコントユニット「親族代表」を結成。
堂々とした体躯に愛くるしい笑顔で不器用なブルーカラーの悲哀を演じたら絶品との評価が高い。
最近の舞台出演作品は小林賢太郎演劇作品『振り子とチーズケーキ』、ブルドッキングヘッドロック『おい!キミ失格』など。また映画、テレビドラマ、TV-CFにも多数出演している。




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植田裕一(うえだ ゆういち)

「月影番外地」前回の『くじけまみれ』では個性あふれる体躯と風貌、ダンスで鍛えたセンスのある動きで舞台を縦横に走り回り、連日観客の喝采を受けた。
福原充則の舞台には「ピチチ5」公演『吐くな飲み込め甦れ』(‘07)、『全身ちぎれ節』(‘08)、『サボテンとバントライン』(‘09)、『美男(イケメン)ですね』(‘11)、『ぶっせん』(‘13)などに出演している。




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田村健太郎(たむら けんたろう)

大学在学中、演劇キックプロデュース公演『レミゼラブ・ル』の出演オーディションをきっかけに、演劇活動を始める。
2013年のDuckSoup produce『音楽家のベートーベン』では若さの一途さだけでなく、巧さも見せ強い印象を残した。
近年の主な出演作品として、舞台に青山円劇カウンシル#4~Re~『その族の名は「家族」』、パルコ・プロデュース『ヒッキー・ソトニデテミターノ』、TVドラマに『ヤンキー君とメガネちゃん』(工藤拓也役レギュラー)、『お天気お姉さん』、映画に『ノルウェイの森』、『横道世之介』、『謝罪の王様』、『銀の匙』などがある。




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稽古場レポートその1「本日顔合わせ」

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『つんざき行路、されるがまま』稽古場レポートその1「本日顔合わせ」

 先日、月影 番外地その4『つんざき行路、されるがまま』の稽古初日、そして顔合わせが行われました。これからこのブログで、「稽古場レポート」と題して、稽古の様子を随時お知らせしていく予定です!
 書き手は今回月影初参加、演出助手の山本タカです。よろしくお願いいたします。


 まだ夏の名残がしぶとくのこる10月のはじめ、稽古場に5人の俳優、演出家、スタッフ、関係者が集合!稽古が始まりました。

 "月影"は1995年『劇団☆新感線』の女優 高田聖子が、劇団公演とは違った新しい試みに挑戦しようと『月影十番 勝負』としてユニットを立ち上げ、それから12年、10本目に到着し10番勝負終了!・・・・・・のはずだったのですが、「やっぱりまだ続けたい!」との高田聖子とスタッフの思いが結集して、2008年『月影番外地』として復活しました。その間、今年で19年!

 そんな月影番外地の顔合わせは、なんとも朗らかな空気で始まりました。
 フライヤー撮影で、俳優同士が既に顔を合わせていることもあるのでしょうか、全員の自己紹介の段階から笑いが絶えません!(ふつう演劇の顔合わせは、みんな緊張して静か、そしてどことなくぴりぴりしているものなのです!)これも高田さん、木野さん、お二人の人柄のおかげだと思いました。

 顔合わせでは自己紹介、企画説明の後、本読み(座った状態で、俳優が読み合わせをすること)という段階を踏みました。本読み開始から笑いが絶えない、さすが福原充則さんの脚本です。
 福原充則さんは「ピチチ5」や「ベッド&メイキングス」、そして「ニッポンの河川」等、多数の企画の脚本・演出を手がけ、前回の月影番外地 その3『くじけまみれ』より続いての脚本提供です。高田さん・木野さん、お二人からの絶大な期待と信頼によるものですね。
言葉のセンス、叙情、予定調和からはみ出す様な展開が、「これは面白いものになるぞ!」という予感を稽古場に充満させました。

 今回は、高田聖子さん、粟根まことさん、竹井亮介さん、植田裕一さん、田村健太郎さんという5人の俳優でのぞみます。今日は、2回の本読みを通し、俳優陣も様々な読み方に挑戦し、脚本に彩りを添えていました!
みなさん一人一人の魅力に関しても、次回以降の稽古場日誌でぜひとも触れていこうと思っています!

 
 初日の本読みを終えて、粟根さんと、竹井さんに感想を聞いてみました!

—粟根「どうやったらこんな話が書けるのかと思います。いい意味で。とても魅力的な作品です。」

—竹井「今まで福原さんの作品には何度か出演させていただいたけど、今までとはひと味違う感じ。これからどうしていこうか、すごく楽しみ。」

 まだまだ予想できない、月影番外地その4『つんざき行路、されるがまま』!
 これから様々な角度から、写真と共に稽古場の様子を紹介していく予定です!ぜひ、ご覧下さい!

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公演情報:こちらへ◎
公式Twitter:@bangaichi2012

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月影 番外地

Author:月影 番外地
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